田舎の大きな古い家で賢く暮らす

田舎の大きな古い家に暮らしながら、ミニマルで節約した生活を目指します

古い家に住むことのリスク

古い家に住むことは
新しい家に住むより
住んでからお金がかかります。


まず、広い庭の草木の管理です。

暖かい季節は草木はスクスクと成長するのですが
近所の迷惑にならないよう草刈り剪定をしなければなりません。

少しの面積ならまだしも
うちはかなり広いので
毎週末のように夫は庭の手入れをしています。

しかも、刈るだけではなく
刈ったあとの草木の処分も大変で
田舎は敷地内で燃やすことが多いのですが
そう簡単にすぐに草木は燃えません。
しかも燃やしている間は危ないのでそこからあまり離れられない。
かなり時間の拘束をされます。

草木の手入れをする知識と
苦にならずにできなければ
かなりのストレスですし、
これを業者に頼むとかなりの金額になるはずです。


しかも、草木が多いので蜂が巣を作ります。
蜜蜂や泥バチなどははまだかわいい、
うちはスズメバチが巣を作りました。

かなり大きなスズメバチです。
頭上を旋回されると身の縮む思いがします。
子供は恐さをわかっていないので逃げ回り
余計に危険です。

住み始めて2年、毎年スズメバチが巣を作り
それを夫が駆除をしています。
私も援護をするときもあります。

ジェット噴射の殺虫剤を数本使って駆除するのですが
結構、命がけです。
でも幸いキイロスズメバチで気性が穏やかなのでできるわけですが、大スズメバチなら気性が荒いので無理です。

うちにはポイズンリムーバーといって、
蜂に刺されたときに毒を吸い出す器具を常備しています。
田舎の自然の中で生きるということは
恵みもありますが危険もあるのです。



また家が古いので
リフォーム時には異常かなかったのに
突如異常が現れることがあります。

つい先日、壁と床が湿っているのでもしかして?と確認すると給水管が水漏れしていました。

水道業者を呼ぶと、おそらく十数万、もしくはそれ以上するだろうと思いますが
夫が壁を切り抜き水道工事をしました。

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リフォームのときに給水管も見ているはずでしたが
それ以降の劣化のようで、古いが故に、いつ何が起こるがわからない。

そのたびにいちいち業者を呼んでお金を払っているとうちは破産しかねません。

しかし、それは想定内のことですし
やれる自信があるから古い家を購入したのです。

メンテをしながら古い家に住むことは悪くはありませんが
リスクも大きいので安易なことではありません。