田舎の大きな古い家で賢く暮らす

田舎の大きな古い家に暮らしながら、ミニマルで節約した生活を目指します

憧れと理想と現実は違う

どうして使わないものが増えたか。


それは、憧れや理想で集めた物ばかりだから。


ナチュラルに憧れ
結婚当初は伊藤まさこさんの生活を目指しました。

彼女が本で紹介するものを見つけては買い漁る日々。
一応、使う前提で考えては買うんだけど、
実際買うと、そこで落ち着いてしまう。
もったいない、もしくは高価だからから使えない、
さらには自分には扱える道具ではなかったなど。

その一例がル・クルーゼ

もちろんとても良い鍋で熱伝導もよく
一つは毎日の米炊きに使っていますが
それ以外に集めたオーバル、キャセロールは重くて、コーティングが取れるのも嫌で、しかも高価なので遠慮なく使えない。
ケトルなんてかわいすぎて、使わないまま他の方に譲る始末。
スパチュラもいつも使っている木ベラで料理が事足りるので眠ったままでした。

私が金持ちで料理が上手ならばまた違った使い方をしていたのかもしれませんが、今の暮らしには不必要な物ばかりです。

しかも、一度人の手に渡ると、いくら新品でも物の価値は下がるわけで、損することしかありませんでした。

そう、ル・クルーゼはほんの一例にしかすぎず、
理想と憧れが根強かった今までの私。


ようやく、身の丈に合った、分相応の生活が見えてきました。